モアミザン堀の"独自解説!キネマブック"

映画を観た感想をつらつらと書くブログです。

#04 「野火(2015年版)」

  f:id:more-mise-en:20170629191320j:plain

今日は予告通り「野火(2015年版)」。

塚本晋也監督作品。

出演は監督自身のほか、リリー・フランキー中村達也

 

監督が方々で語られてるように、構想には20年、いざ製作に入ったら出資者がなかなかつかず。
結果自主製作映画として公開されたとのこと。

 

大まかな内容は昨日書いた59年版と同じ。

 

一番の違いは「カラーである」というところかな。
市川崑監督版は白黒で、また古さも相まって独特な恐ろしさがあった。
内容が内容だけにカラーじゃなくて良かったと思った。

 

しかし今回はカラーである。
レイテ島の雄大な自然はもちろん、あんなものやこんなものが全てカラーで映し出される。

 

そして描写はかなり強烈。
パランポンへ向かう途中で米軍の機銃掃射にあうシーンがある。
画面中で手が飛び足が飛び、臓も出れば血も吹き出す。
あっという間に人間が無数の肉の欠片になってしまう。
映画館で観てまあ震え上がりましたよ。

 

また、俳優みんな瘦せ細り、服も顔もめちゃくちゃ汚い。
画面の隅に至るまできっちり作り込んであるなと感動する。

 

劇場で鑑賞できてホントに良かった。
いやあ凄い映画ですよ。

Amazon CAPTCHA

 

▼弊社HPです

www.more-mise-en.com