たまには新しい作品も。「トリプルX:再起動」
2017年、D.J.カルーソー監督作品。
主演はヴィン・ディーゼル。
共演にトニー・ジャー、そして我らがドニー兄貴こと「宇宙最強の男」ドニー・イェン。
またまたメジャー作品ですよ。
予告編でネイマールが出演していたので、記憶にある人もいるかと思う。
第1作から実に15年ぶりにヴィン・ディーゼルが復帰。
2作目はアイス・キューブが主演したが興行的に失敗し、3作目の話が立ち消えしてしまったという。
久しぶりに観て「こんなにエクストリームスポーツゴリ押しの映画だったっけ…」と疑問に思ったが、第1作からこんな感じでしたね…
という訳で、エクストリームスポーツ満載の楽しい映画だ。
少し前に公開された「X-ミッション」を彷彿とさせる(こっちが元祖か?いやでもあっちは「ハート・ブルー」のリメイクだしな…)。
制作陣が言ってた通り、某イギリスのスパイやボーン~のようなシリアス的な感じではないので、お気楽に観る事ができる。
でもあっちも面白い。「ゴールドフィンガー」とか好み。
また、共演にアジアの2大アクションスター、トニー・ジャーとドニー・イェンを迎えたことで、アクションの幅も広がった感じがある。
唯一不満があるとすれば、ドニー兄貴のアクションシーンが少なかったことだ。
これは由々しき問題である。
ソバット全然観てないぞ!どないなっとんねん!!!!
トニー・ジャーも然り。
もっと見せ場が欲しかった。
う~ん残念!
ここはマイナスポイント(偉そうだな…)。
と言うことで、ドニー兄貴を堪能したい方は「SPL」や「導火線/FLASH POINT」を観ましょう。
トニー・ジャーは「マッハ!!!」シリーズや今年公開された「SPL2」なんかがおススメ。
これらもいずれ紹介したいところ。
そして終盤、主人公達のピンチになんとアノ男が登場。
ここは最高に盛り上がった。
「そうきたか~!!」と思わず唸る演出。
(もしかしたら俺が「アノ男」が好きだからなだけかも知れんが)
これは観てのお楽しみということで…
出番は少ないながら、人を食ったような演技のサミュエル・L・ジャクソンには感服。
さすがは名優。
作品全体の印象としては、間を空けての続編ということで、お祭り感が非常に強い作品だったなあと感じた。
いい意味でも悪い意味でも。
THE 最近の映画って感じ。
どちらの意味で捉えるかは観た人次第だな。
俺は後者だ。
このお祭り感、オールスターなのが逆に見せ場を削ってしまい、非常にもったいなく感じた。
それでも楽しめる映画には違いないので、「なんか面白い映画ないかなあ」と思ったら観てみるのもアリ。
明日は今作にも登場した「アノ男」の映画を。
ちょっと語弊があるかな…
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