モアミザン堀の"独自解説!キネマブック"

映画を観た感想をつらつらと書くブログです。

#14 「切腹」

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今日は時代劇「切腹」。

1962年、小林正樹監督作品。

出演は仲代達矢三國連太郎丹波哲郎

 2011年に「一命」という題名でリメイクされた作品。

時代劇、白黒映画と侮るなかれ。

中身は超一級の傑作である。

 

内容については割愛して、全編を通して緊張感満載の映画。

時代劇とは言いつつも、活劇ではないので観る人は選ぶかも。

 

主人公の津雲半四郎を演じる仲代達矢の演技は圧巻の一言。

「鬼気迫る」とはまさにこのことを言うのかもしれない。

また、演出から美術、カメラワークまで抜群に緊張感を煽ってくれる。

何から何まで完璧な映画である。

 

丹波哲郎演じる沢潟彦九郎との果し合いは映画史に残る名シーンと言える。

しかもこの果し合い、仲代達矢丹波哲郎は殺陣用の竹光ではなく真剣を使用したとのこと。

文字通り「命懸け」の撮影だったそう。

 

そして忘れてはいけないのが、斎藤勘解由を演じた三國連太郎だろう。

何とも言えない、独特で異彩を放つ演技を見せてくれる。

この人の演技が無ければ傑作となり得なかったかも知れない。

 

時代劇、ひいては邦画全体でみても間違いなく傑作である。

時代劇や白黒映画をあんまり観ない人、興味ない人も騙されたと思って観てほしい。

 

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