モアミザン堀の"独自解説!キネマブック"

映画を観た感想をつらつらと書くブログです。

#18 「ミッドナイトクロス」

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今日は傑作サスペンス「ミッドナイトクロス」。

1981年、ブライアン・デ・パルマ監督作品。

 主演のジョン・トラボルタが非常に若いです。

 

事故の真相を調べるべく、雑誌に掲載されていた連続写真をつなぎ合わせ、自身の録音した効果音と組み合わせていく。

この過程はまさに「プロの仕事」で、惚れ惚れする。

 

前半は謎解きといった感じで、じっくり仕事を堪能できる。

360℃ショットや俯瞰、画面分割など、デ・パルマ節が炸裂しまくっております。

 

しかし!この映画が一番素晴らしいのはラスト10分なのです!

 

サリーを見つけたジャックが駆け出した瞬間スローモーション。

そしてサリーを抱きかかえるジャックをアオリで捉えての映画史上屈指の美しさの花火。

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バックで流れる名曲「Sally & Jack」の素晴らしいこと。

 

そしてラストの”It's a good scream.”でトドメを刺されます…

もう号泣ですよ。

 

 上質なサスペンスでありながら泣ける傑作。

デ・パルマ監督の初期の傑作でもあるので是非ともオススメしたい1本。