モアミザン堀の"独自解説!キネマブック"

映画を観た感想をつらつらと書くブログです。

#36 「カリフォルニア・ダウン」

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えー1週間ぶりの更新でございます。

さぼっちゃったなあ…

 

気を取り直して今日はハリウッドの本気B級パニック映画「カリフォルニア・ダウン」。

2015年、ブラッド・ペイトン監督作品。

出演は"ザ・ロック"ことドウェイン・ジョンソンポール・ジアマッティ

 原題の「San Andreas」はカリフォルニア州南西部にある巨大な断層「サンアンドレアス断層」のこと。

そんな断層が思いっきり動いて、カリフォルニアが壊滅したらどうなるのか、そんなB級C級的内容をハリウッドが大真面目にやっちゃった作品です。

 

内容が内容なので、日本ではそこまで大々的に宣伝されずひっそり公開されてひっそりDVD化されました。

これとノルウェー産ディザスター映画「ザ・ウェイブ」は劇場で観たかったのに…

大変残念な気持ちでいっぱい。

 

いやあいいですねえ。

アルバ〇ロスプライム〇ェーブ作品を観て育った僕としては大変大好物な内容です。

そしてハリウッドらしく、ガッチガチのVFXで描いております。

 

B級パニックを観てて「これをハリウッドの技術で映像化してくれたらなあ」と常々思っていたのですが、ついにそれが叶った瞬間でした。

それだけで感涙ものです。

 

そして恐らく本作は往年の名作「大地震」をリスペクトしているはず。

あれもカリフォルニアだったし、何よりフーバーダムの崩壊シーンがあるので間違いないでしょう。

まあこっちは序盤で崩壊するんですが…

 

娘のために奔走する夫婦、その前には大地震だって敵ではありません。

M9超の地震だって物凄い大きな津波だって何のその。

ここまでくればいっそ清々しいですね。

 

あと、ちょい役ではあるがカイリー・ミノーグも出てます。

死にます。

 

今更ですが、この作品、地震津波の描写が凄まじいのでご注意を。

 

やはりと言うか、制作陣は東北地方太平洋沖地震をかなり調査してきたらしく、見たことあるようなシーンもあり、冒頭の学会シーンでは先の地震が研究テーマとして使用されている。

地震大国の人間としてはなんとも複雑な心境の人もいるかも知れない…

 

俺個人としては、フィクションであれば思う存分やっていただきたい気持ちである。

 

一応真面目な話をすると、Wikiにもある通り、サンアンドレアス断層は横ずれ断層なので、本作程の地震が発生するかは微妙だし、某2012的な「沈む」ということはあり得ない。

ただ、ディザスター映画にいちいちそういうツッコミをしていては全く楽しめないので、観る時は大らかな気持ちで観ましょう。

 

日本人的にはトラウマ要素のある映画ではあるが、パニック映画好きには是非オススメしたい作品。