モアミザン堀の"独自解説!キネマブック"

映画を観た感想をつらつらと書くブログです。

#39 「タワーリング・インフェルノ」

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今日9月1日は防災の日

これは1923(大正12)年に発生した大正関東地震(関東大震災)にちなんで定められたもの。

そんなわけで今日は防災にちなんで「タワーリング・インフェルノ」を。

1974年、ジョン・ギラーミン監督作品。

出演はスティーブ・マックイーンポール・ニューマン

 今更説明は不要ですね。

70年代のパニック映画ブームの中でも最高傑作と言って過言ではないと思います。

 

何より出演陣が超豪華。

上の2人に加えて、ウィリアム・ホールデンフェイ・ダナウェイフレッド・アステアO・J・シンプソン

主役級がゴロゴロいます。

しかも皆見せ場がしっかりある。

群像劇としても一級品です。

 

下層階で火事が起きてるのに、上層階ではパーティー三昧。

観客だけがハラハラドキドキ。

見せ方もうまいですね。

 

物語が中盤に差し掛かったところで、マックイーン演じるオハラハン隊長がようやく登場。

ここから大活躍を見せてくれます。

言葉は少ないですが、セリフは名セリフばかり。

 

やはり一番は、グラスタワー設計者の、ポール・ニューマン演じるダグとのこのやり取り。

「俺は火と戦い、死体運びさ。安全なビルの建て方を聞かれるまで」
「それじゃ、教えを請うよ」
「今度電話しろ。またな、設計屋」

シビレますね~!!

 

他にも、オハラハン隊長は「今にこんなビルで1万人の死者が出るぞ」とも言っていました。

この言葉は皮肉にも2001年9月11日、現実のものとなってしまいます。

 

この映画では最終的に屋上の貯水槽を爆破して消火するという策が取られているので、参考にしようがないと思いますが、結局のところ「日ごろからの防災意識」が一番大切ということですね。

 

パニック映画の最高峰であるとともに、過酷な現場で戦う消防士たちに敬意を表さずにはいられない映画です。