モアミザン堀の"独自解説!キネマブック"

映画を観た感想をつらつらと書くブログです。

#44 「GODZILLA ゴジラ」

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昨日はトカゲについて書いたので、今日はもっとマシになった2014年版「GODZILLA ゴジラ

2014年、ギャレス・エドワーズ監督作品。

出演はアーロン・テイラー=ジョンソン渡辺謙

 トカゲにがっかりした方が非常に多いなか、約16年の時を経てあらためてハリウッドで制作されたゴジラ

評価の是非はともかくとして、それだけゴジラという存在が愛されていることを実感できる。

 

今回のゴジラは監督が大ファンということもあり、かなり日本のゴジラを研究した感じが随所に見られる。

監督の「ゴジラ」に対するリスペクトが伝わってきます。

 

ゴジラだけでなく、ムートーという新たなモンスターを登場させたのは良かったと思います。

そうでないと結局ゴジラvs.軍隊の構図が出来上がってしまって興ざめですしね。

 

でも、ハワイでゴジラが出てくるまでずっとムートーの事をゴジラだと思ってたのは内緒だ…

中盤までゴジラはほぼ出てこない。

その焦らしは見事。

今か今かと待ってたところで足が画面に入ってくる。

その瞬間悲鳴だとかの雑音が一切なくなる演出は痺れる。

 

肝心のゴジラだが、とにかくゴツイ。

でもちょっとデブに見えるな…

もう少し引き締まった感じの方がカッコよかったかもなあ…

 

サンフランシスコでの戦闘も迫力満点です。

この間紹介した「カリフォルニア・ダウン」でも壊滅したし、本当にシスコは何回もぶっ壊されるな…

ただこのシスコでの戦闘シーン、画面が物凄く暗い

劇場でも何が何だか分からないというところが多々あった。

それでもその暗さのお陰で、放射熱線を吐くシーンはかなりカッコよかった。

土埃が舞う中、姿は見えないが青い光が徐々に見えてくる。

この背びれなんかが青白い光で土埃の中に浮かび上がる感じはたまらんですね。

見せ方が上手い。

 

そしてラストで海に戻っていくゴジラ

安易に死なせないところは好印象。

怪獣王は簡単に死なないですよね(初代は死んでますが…)

 

そんなこんなで、体もすっかりゴツくなっちゃって、日本のゴジラよりすっかり強くなった感じのするギャレゴジ。

でもこの後庵野ゴジラがその上を行っちゃうことになっちゃって…

多分放射熱線の描写だけでも歴代最強なんじゃなかろうか…

 

この後はモスラやらキングギドラやらラドンやら、果てはキングコングとのバトルが待ってます。

不安も多少はありますが、今年公開の「キングコング:髑髏島の巨神」は純粋なモンスター映画していて面白かったので期待して待ちたいですね。