ここ1週間多忙のため、更新が滞っておりました…
そのため今日は2本書きます。
まず1本目は「ダンテズ・ピーク」
1997年、ロジャー・ドナルドソン監督作品。
出演はピアース・ブロスナン、リンダ・ハミルトン。
97年はこれと「ボルケーノ」が公開されており、似た題材の作品が同じ年に公開されました。
俺はこっちの方が断然好き。
劇中の「ダンテズピーク」のモデルはほぼ間違いなくセント・へレンズ山であり、終盤の山体崩壊や、最後に映る山の光景はセント・へレンズそのもの。
また、本作にはアメリカ地質調査所カスケード火山観測所が考証として参加しているらしく、かなり現実に即した内容になってます。
メイキングで監督自身も「教科書に使えるよ」と言ってました。
キャストも「007」シリーズのピアース・ブロスナン、「ターミネーター」シリーズのリンダ・ハミルトンとなかなかに豪華。
灰色の雲が山を駆け下り、通り道のものを全て灰燼に帰す様に、子ども心に「怖え・・・」と思った記憶があります。
また、DVDのデラックスエディション版にはメイキングが1時間にわたって収録されてます。
それを観てからあらためて本編を観ると、新たな発見があるかも。
全体的に少し地味な感じが否めませんが、堅実に面白い作品です。