モアミザン堀の"独自解説!キネマブック"

映画を観た感想をつらつらと書くブログです。

#52 「スナッフ/SNUFF」

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またまた期間が空いてしまいました・・・

もうすぐハロウィンということで、ホラー映画を。

「スナッフ」

1976年の作品。

 スナッフフィルムとは、実際の殺人が収められた映像のこと。

この映画はそれが入った映画でっせ!と宣伝し、大いにヒットしたという作品。

 

考えなくても分かるが、実際に殺人が収められているはずもなく、良く分からないマンソンファミリー的なカルト集団の話の最後に、取って付けたような殺人シーンがくっついているだけのクッソつまらない映画である。

 

もともとは「スローター」というカルト集団の映画だけだったんだが、あまりの出来の悪さにお蔵入り。

折しもアメリカで、マフィアが撮った本物のスナッフフィルムが出回っているなんて噂が流れだしたもんだから、殺人シーンを撮影、「スローター」の最後に付け加えて公開したというもの。

 

日本では「グレート・ハンティング」というやらせ映画の名作が公開された直後だったので、「スナッフ」も大いに話題に。

そして配給会社が試写会を行わなかったので、怖いもの見たさの客が大勢押しかけて大ヒットとなった。

 

これはお粗末な映画でも、タイミングと宣伝方法次第で大ヒットさせられるという手法のお手本的作品。

 

繰り返し言うが、本編自体はクッソつまらない