モアミザン堀の"独自解説!キネマブック"

映画を観た感想をつらつらと書くブログです。

#57 「鋼の錬金術師」

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約1ヶ月半ぶりの更新でございます。

 

久々の更新は今なにかと話題の作品

鋼の錬金術師

 

2017年、曽利文彦監督作品。

出演は山田涼介、ディーン・フジオカ松雪泰子

 原作は説明不要ですね。

私もきちんと全部読みました。

 

人気漫画の実写化となると何かと不安要素が多いもの。

ドラゴンボール」然り、「ジョジョ」然り、「銀魂」然り…

本作も前例にもれず、公開前から何かと話題でした。

 

観た感想としては、その不安は予想通りというか、「まあそうですよね」と言った感じでした。

観る前から期待値はかなり低かったので、がっかりということもありませんでした。

身も蓋もないことを言えば、ハガレンとして観なければ十分面白い」です。

ダイ・ハード/ラスト・デイと同じですね。

あれも「ダイ・ハード」シリーズとして観ると最低レベルですが、ブルース・ウィリス主演のアクション映画として観ればかなり面白いです。

 

ネタバレにならない程度に中身に触れていきます。

 

やはり本作の一番の問題点は「ただのコスプレ映画にしか見えない」という所かと。

エド役の山田涼介をはじめとして皆コスプレ。

一番ひどかったのはエンヴィ役の本郷奏多かなあ。

たまに顔が藤原竜也に見えて笑いそうになった。

 

リザ役の人はあまり演技経験が少ないのかなと思った。

お世辞にも良い演技と言えず、もっと他に居たんじゃないのかなあと残念でしたね。

エンヴィとリザについてはそもそもの役的に不憫な気がする…

あんまり活躍しないんだよなあ…

 

逆に佐藤隆太演じるヒューズ中佐松雪泰子演じるラストはなかなかハマってました。

この二人は本作で一番だったと思います。

 

マスタング大佐役のディーン・フジオカは凄かったですね…

とにかく大佐が無双する映画と言っても過言ではないです。

上の2人ほどではないにしても良い感じの演技を見せてくれます。

 

あと事前にあまり出演者を知らなかったので、Dr.マルコー役で國村隼が出てきた時と、ハクロ将軍役で小日向文世が出てきた時は噴き出しましたw

ついこの間「哭声/コクソン」を観たばかりだし、その前だと「ハード・ボイルド 新・男たちの挽歌」の印象が強かったのでギャップが激し過ぎました。

 

やはり普段からよくTVなどで見かける人だと、余計にコスプレ感が強いのだと思います。

そして原作キャラが日本人でないのに日本人キャストでやるのは無理があるのでは…

実写化に際してのストーリーの改変は特にいう事はないですね。

多少の不満はありますが分かりきってたことですし。

 

後はこの人についても触れないわけにはいかないでしょう。

そう、本作に特別出演している大泉洋役の大泉洋さんですね。

原作のタッカーさんは短髪だったのに、劇場版のタッカーさんは相変わらずのもじゃ毛っぷり。

いつか「案ずるな受験生!」とか言うんじゃないかとドキドキしてました(笑)

もう大泉洋っぷりが凄くて、「タッカー役の大泉洋というよりは「タッカーっぽい設定を持った大泉洋役の大泉洋でした。

それくらいもう全てが大泉洋でした。

タッカーさんはだいぶ原作と変えられてますし、ここは評価が二分するところじゃないですかね。

 

あと、この内容で130分は長過ぎる。

90~100分くらいが限度でしょう。

そんな感じで良い所も悪い所も十二分に堪能できる実写映画のお手本的な作品だと思います。

ストーリーやキャラ設定の改変を良しとしない人にはあまりオススメできないかも。

実写化に抵抗がない人は十分楽しめると思います。