自由気ままに独自解説!キネマブック

映画を観た感想をつらつらと書くブログです。

#60 「ザ・ドライバー」

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ストリート・オブ・ファイヤー」に続きウォルター・ヒル監督作品を。

ザ・ドライバー

1978年、ウォルター・ヒル監督作品。

出演はライアン・オニールブルース・ダーンイザベル・アジャーニ

 

 

ヒル監督の初期の傑作。

もうポスターからカッコよさが溢れる。

これだけでご飯三杯はいけますね!

 

ライアン・オニール演じるプロの逃がし屋とそれを追う警察を描いたハードボイルド映画です。

逃がし屋を追う刑事役にはブルース・ダーン

普通だったらこの配役は逆ですよね。

ある愛の詩」のライアン・オニールと「ブラック・サンデー」のブルース・ダーンですからね…

しかし、これを敢えて逆にしたのが良かったのかも。

 

寡黙ながら受けた仕事は確実にこなす、まさにプロなライアン・オニールと、男と男の戦いに執念を燃やすブルース・ダーン

ここに謎の美女イザベル・アジャーニが加わり、この3人を中心に映画は進みます。

 

ほぼ全編に亘ってカーチェイスが繰り広げられます。

さすがこの時代のカーチェイスは迫力が違いますね。

終盤の倉庫での相手の出方を探るような、飛ばすだけではないカーチェイスなんかもあり、飽きさせません。

 

ちなみにこの作品、登場人物に関する説明がほぼありません。

主役級の3人でさえ、役名は"The Driver""The Detective""The Player"

それ以上でもそれ以下でもない、ロサンゼルスの夜を往く3人の人間でしかないんですね。

この説明しすぎない感じもいい。

Don't thinkな感じで観ると良いと思います。

 

ちょっぴり大人な雰囲気漂う、静かながらにカッコよさに溢れる傑作です。

是非夜に観ましょう。